地域の歴史

「天下の台所・東洋のマンチェスター」と呼ばれた食と衣料で賑わう都市「大阪」。そして、その南部に位置する「泉佐野市」は「日本タオル製造発祥の地」として日本一のタオル文化が残されてきた地であります。その泉佐野の中でも、和歌山県との境に位置する上之郷(カミノゴウ)には、あまり知られていない伝説が語り継がれており、その一つに「衣通姫伝説(ソトオリヒメデンセツ)」が残されております。日本で大和政権が成立し奈良に皇居が置かれた時代(5世紀頃)に、茅渟宮(ちぬのみや)という宮が置かれた大阪府泉佐野市上之郷は、山から海までの距離が、約5~8キロしか離れておらず山の幸・海の幸が安易に用立てることができる地であり、そして災害がほとんど無い地域として、かの時代の皇室が度々訪れたとされています。かつては宮が置かれ、その自然環境の豊かさと安定した気候。そして自然災害に苛まれないという立地の良さを皇室は、たいそうお気に召され、通い詰めた地域であった上之郷は、現在も多くの良き習わしが残されています。大阪府泉佐野市内には、上之郷以外にも数多くの豊かな自然環境が残る地域が存在しており、平成25年に「日根荘大木の農村景観」大阪府発の重要文化的景観に登録されました。泉佐野市内に流れる樫井川によって繋がれている大木と上之郷は、その樫井川の源流とされる葛城山から流れる清水により生を育んできました。しかし、雨が少なかったこの地域では、古くからため池を作り灌漑設備を整えて来たことにより農耕文化を栄えさせてきました。よって「雨乞い」に纏わる言い伝えは、この地域では多く残されています。

・「犬鳴山七宝瀧寺・「火走神社」・「日根神社
・「意賀美神社

私共の取り巻く環境は、犬鳴山の麓で多くの山の木々の「ささやき」や川の「せせらぎ」を感じることができ、そして当地に蓮綿として残る寺社などに「数多くの伝承される文化」があり自然豊かな景観は「これらの文化」とよりよく調和されています。